今宵もこんばんわ。こんにちは。おはざいます。
さて皆様、どんなパチスロライフをお送りでしょうか?
事件簿の「ネタの種」のようなものだけ携帯のメモ帳に走り書きしてあって、内容はその場しのぎで書いているので時間軸がよくわからなくなってきたうまやです。
ドン馬イ!ドン馬イ!俺!
ヒヒーン!
さて、前回は高校生ながらにモーニングを狙いに行ったり、パチンコで大勝ちした話でしたね。
今回はどんなお話でしょうか。
それではうまやのパチ屋事件簿!
第5回スタート!
高校の先輩が店員に⁉︎
私の通っていた高校は県立高校で市内でのレベルは中の中、まさにどっちつかずの高校だった。
半分くらい進学、あとの半分くらいは就職みたいな感じだったと思う。
それだけにドえらい不良の先輩も少なく、トラブルなんかも特になく比較的快適なハイスクールライフを過ごしていた。
そんな高校でもやっぱり各学年に目立つグループみたいなのがあるもので、1つ上の先輩にもそんな人達はいた。
そんな先輩グループの中の1人、イケメンで優しい人がいた。
パチスロエウレカシリーズでお馴染みのバンド「FLOW」のボーカルのイケメンの方によく似ている人だった。
(その頃はまだFLOWはいなかったが)
仮にFLOW先輩としておく。
今回はそんなFLOW先輩とのお話。
私が高校3年生になりしばらく経ったある日、ホールで山佐のダイバーズを打っていた。
すると後ろから声をかけられた。
「あれ?うまやじゃん!」
店員の格好したFLOW先輩だ。
「あ!FLOW先輩!ちゃーす!あれ?ここでバイトしてるんすか?」
「そうそう。先月から始めたのよ。てかうまや何やってんの?高校生はパチスロ打っちゃダメじゃん笑」
「何言ってんすか。オレ小学6年で1回ダブってるんで18っすよ」
「ウケるwそれじゃタメじゃんw」
「そうだな!FLOW!」
「バーカ調子乗んなw」
そんな感じで久しぶりに会った先輩との再会に嬉しくなっていた。
ここまでは…
それ…ヤバくない?
その後打っているとFLOW先輩に呼ばれた。
「うまや、ちょっとトイレ来て」
「ん?」
なんの用か見当もつかなかったがトイレに向かう。
後からトイレに入ると先輩は少し険しい顔をしていた。
「なあ、コインを箱に入れて渡すから換金してきてよ」
「え?」
「だから!コイン!換金してきて!」
「え?いや、だって…」
ついさっきまでは不良先輩グループの中の唯一の良心みたいな優しい優しいFLOW先輩だったのに、何かに追われているのか、今目の前にいるのは般若の様な顔をした怖いヒトだった。
「とりあえずタイミングみてお前の打ってる台の足元に置いておくから」
「(マジかよ)…うす」
「まあ何かあったら俺が責任とるからよ」
「(嘘つけよ)…うす」
頼まれた事が犯罪である事はまだ17〜8の私でもわかっていた。
しかしその年頃の男子にとっては法律よりも先輩の命令が上にきてしまうものだ。
正直このお店は居心地も良く、来れなくなるのが嫌だった。でもこれを断れば先輩を避ける為に結局来れなくなる上に、一個上の先輩グループからもなんとなく逃げ隠れしなくてはならなくなる。
ダイバーズの前に戻り再度打ち始める。
「最悪」
ぼそっと独り言を呟いていると、コイン補給用のタンクからドル箱一杯のコインを持った先輩がやってきた。
足元に置かれるドル箱。
行っても地獄、行かなくても地獄。
地獄と地獄の分かれ道。
私の決断は…
犯罪
箱いっぱいのコインを先輩の待つジェットカウンターに持って行く。
当時は箱が大きかった為すごい重量だ。
スロットで一度も出した事ないほどの重量。
さっきまであんなに楽しく談笑していたのに、ここでは先輩と一切会話が無かった。
景品カウンターにレシートを持って行き換金所へ。換金所で渡されたお金は4〜5万だったと思う。
再度スロットコーナーに行くと先輩に促されてトイレに行った。
「半分ずつで良いか?」
「あ、おれ最近勝ってるんで要らないっす。そんで、この店まだ通いたいんでこういうのはこれっきりでいいっすか?」
「んー…」
お金を全て受け取った先輩は了解したのかしないのかハッキリしない返事をしてトイレから出て行った。
少し個室に入って1人の時間を過ごす。
これってヤバい事してしまったんじゃないかとだんだんと怖くなってくる。
よし、今日は帰ろう。
少しでも早くお店から離れたかった。
ダイバーズの下皿のコインもそのままに、急いで裏口から駐輪場に向かい、原付に乗って帰った。
因果応報⁉︎
しばらくの間先輩が働いている店には行かないようにしていた。
もう一回やってくれと頼まれる事が嫌だった。そしてもう一度頼みたいのに私がバックれて行かなくなった事にも、きっと先輩も怒っていると思ったからだ。
しかしその店は近隣ホールの中ではパチンコの釘も甘く、スロットも他の店より比較的出していた。
釘も甘く…
私は閃いた。
あの先輩は2階のスロットフロア担当だから1階のパチンコフロアに居ればバレないんじゃね?
天才だ。
早速CR黄門ちゃまを打ちに行った。
この日は3万円の軍資金を持って行った。
しかし打てども打てども当たらない。
風車の弥七はノーコン。
うっかり八兵衛は毎度「次は当てるよ」しか言わない。
残り資金もあと僅か…
頼む…なんとか当たってくれ…
そんな時、後ろから肩をトントンと叩かれた。
「お兄ちゃん、ちょっといいかな?」
知らない大人が二人。
怖いか怖くないかでいうと怖い人。
でもヤ◯ザ系ではなくラッパーとかチーマーとかそっち系の怖い大人って感じだった。
1人はドレッドヘア、もう1人はバンダナを頭に巻いていた。
言われた通りついて行く。
ホールの駐輪場に着いた。
着いた直後だった。
ゴッッ!!
顔面に走る激痛。ドレッドに殴られた。
そして胸ぐらを掴んで睨みつけてきた。
「お前自分が何したか分かってんのか?」
やっぱりバレていたか…
このホールに来た事を心底後悔した。
「いや、あの…」
バンダナがドレッドに声をかける。
「殴っちゃダメだろw超怯えちゃってるじゃんw」
うん、怯えちゃってる。リアルガクブルよ。
「おい!もう一回だけ聞くぞ?お前が自分でした事言ってみろ!」
ドスっ!!
今度はみぞおちを殴られた。
悪い事はするもんじゃない。
神様は見ているのだ。
「すみません…」
「あ?何をしたか言えって言ってんの!」
「あの…コインを流した…やつですよね?」
「は?」
二人がお互いを見つめ合う。
ドレッドが続ける。
「ん?なんだそれ?それじゃねぇよ!」
「え?それじゃ僕何にもしてないんですけど…」
「え?マジで?え?コイツじゃないの?」
バンダナに聞く。
「だから言ったじゃんまだわかんないってwあーあ、殴っちゃったじゃんwごめんなニイチャンw人違いみたいだ。あとお前警察とか行くなよ?」
「あ、はい。ははっ」
バンダナがヘラヘラしている事よりも殴られて愛想笑いしている自分に腹がたった。
バンダナは口止め料なのか慰謝料代わりなのか分からないが帰り際に一万円くれた。
どうやらドレッドの彼女が背の高い男と歩いてる所をバンダナが見かけたとかで犯人探ししていたようで…
まあいっか。一万円もらっちゃった♪
(ヘラヘラすんな俺!)
先輩のその後
もらった一万円でスロットでも打つか。
もうどうにでもなれ。
久しぶりに2階スロットフロアへ行ってみた。
ダイバーズ、フリッパー、コンチネンタルⅢ、スーパープラネット。
ラインナップは変わっていない。
そんな事より先輩だ。
周りを見渡すがどこにも居ない。
休憩か?休みか?
一万円使い切るまで、
いや、その後何度その店に行っても一切その先輩を見かける事は無かった…
もしかしたらお店にバレて辞めさせられたのかもしれない。
逮捕されたのかもしれない。
本当に1人で責任を取ってくれたのかもしれない。
それともただバイトを辞めただけかもしれない。
真相はわからない。
何故かいまだにその先輩とは会っていない。
元気かなぁ…
あとがき
今回は本当の事件になってもおかしくないお話でした。
30年も前の話ですし、所々フィクションも入っております。なので、鼻息荒く「うまや犯罪者じゃねーか」とか言わずに優しい心で「どうせ作り話だろ?」とか、「殴られてビビってんじゃねーよ」くらいで受け止めてくださいね。
近年闇バイトとか詐欺の受け子とかで実行役の若い子が捕まってますよね。
正直なところその様なニュースを見ると少し心が痛みます。
あの様な事件で捕まっている子の中には、付き合う人間が悪かったり、周りの環境によっては逃げ道が無く片棒を担がされる子もいるのではないかと考えてしまいます。
とはいえ犯罪は犯罪ですし、被害者から見れば同罪。一線を超えた許されない犯罪に手を染めている人以外は、しっかりと罪を償って更生し、次は犯罪に巻き込まれないように真っ当に生きて欲しいものです。
さて、今回は社会派コラム(?)になってしまいましたがいかがだったでしょうか?
最後に一言
パチンコもパチスロも全然話の中に出てこないからって無理やりダイバーズと黄門ちゃま入れたみたいになってるけど本当にその時打ってたんだからねっ(汗)
それではそれでは、ありがとうございました〜
コメント
せりんっです!
僕も中学の先輩が働いてるお店で、先輩がバイト中に抑えた台を僕が打ってマージン払ってましたw
僕のは遊技の結果なのでまだマシかもですが、いい気はしないですよね…
せりんっさんコメントありがとうございます!
先輩との付き合いもありますしね。難しいところです(^^;;
うまや